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姫街道・その2 見附~三方ヶ原 「踏んだり、けったり?」

d0242207_16331296.jpg姫街道2日目。見附から、前回走った浜松ルートに合流する三方ヶ原追分まで。 磐田駅からのアプローチを入れても、わずか17~18㎞程度。
夕方、静岡で友人と会う約束ですが、念願の浜松ギョーザと、うまくいけば舘山寺温泉も楽しめるかも!と、曇り空の下、お気楽なスタート。



       秋葉常夜燈
       ちゃんと灯りがともっていました。
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笑える地名発見。

前回見つけた「銭取」には家康伝説が隠されてましたが・・・・。



一度合流した国道バイパスを再び離れ、田園地帯をのん気に走ってたら、道を失ってしまいました。
親切なオジサンに道を聞き、大きく遠回りしたことにガックリ。


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池田渡船場跡から見た天竜川。
現在は少し南の新天竜川橋を渡ります。




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橋を渡ると、1㎞ほど旧東海道と同じ道になります。
昨年の旧東海道、走った日は9月10日。33~34℃の酷暑で、何度も道端にへたりこんだっけ・・。
わずか半年前なのに、遠い昔のよう。

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何気ない石のようですが、大変貴重な「中ノ町道路元標」。
大正9年の法律により、全国12,244市町村に一つずつ作られた物。現存するのは全国に約1.600。静岡県にはこれだけなんだって!



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金原明善生家。明治大正期の実業家で、植林や治水に私財を投じ取り組んだ偉人。

ここを過ぎるとすぐ、安間の一里塚。右折し、旧東海道と分かれます。


d0242207_185281.jpgあとはひたすら見どころのない国道を進みます。
そしてようやく三方ヶ原追分。前回の浜松ルートと合流です。

途中で道を間違えたせいで、推定走行距離ほぼ20㎞。
とにかく今日はここまで。
さあ、あとはギョーザと温泉です!


浜松駅まではバスを・・・・・しかしバスが来ません・・・。
よく見れば、バス停に貼り紙が
「浜松シティマラソンのため、〇~〇時は全面運休」

そこから走っちゃえば6㎞ほどだったのですが・・・バスに未練。さっきまでの道でバスを見た気がして、わざわざ逆走。しかし、なんとか見つけたバス停にも、同様の貼り紙!嗚呼無情!!
結局ここから走るハメとなり、約10㎞の長~いウイニングラン(?)となってしまいました。

しかしモノゴト良い方に捉えねば。 余分に走っていい練習になったし、なによりギョーザがさらに美味しくいただけそう!調べておいた駅近くの有名店 「むつぎく」 さんへ。

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ウソー!?

行列には並ばない主義の僕。
結局、お昼は、「すきや」の豚丼でした。




舘山温泉は時間的に苦しい。この悪い流れは、友人と旧交を温めて変えるしかない、と東海道線に。
電車が動き出したとたんにメール。嫌~な予感・・・。案の上、友人から。「知人が心筋梗塞で倒れた。今から病院。悪いが今日は会えない」

「踏んだり、けったり」という言葉は間違ってますね。
正しくは、「踏まれたり、けられたり」です!


本日の走行距離 / 全部ひっくるめて 約30㎞
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by toukai53 | 2012-02-26 16:47 | 姫街道

家康伝説

今週末、姫街道の見附~三方ヶ原を走る予定でしたが、カゼのためダウン。
仕方ないので、ベッドの中でガイドブックなど眺めて、街道のお勉強。

d0242207_1831199.jpg五街道といえば徳川家康。先日お会いした浜松市博物館の学芸員さんも言われてましたけど、徳川家康ほど「伝説」の多い武将はいないそうな。
ちょっと調べただけですが、いろんなのがありますねえ。とくに三方ヶ原合戦からの敗走では、おもしろ伝説があるわあるわ。先日ご紹介した「銭取り」も笑えましたけど、
その1・浜松~気賀~三ケ日 「不思議いっぱい」
極めつけは「味噌」の話。
三方ヶ原の合戦で大敗した家康さん。ようやく浜松城に逃げ帰ります。死の恐怖か、それとも助かった安堵で気が弛んだか、ウ〇コをもらしてしまったそうです。手下の者にそれを見られた家康さん、とっさに「これは、〇ソではない、味噌である


これは伝説ではありませんが、「一富士、二鷹、三なすび」。おめでたい初夢を指すこの言葉も、家康ゆかりなんだって! 家康自身が好きな物をあげたとか、のちの人が天下取りの家康の幸運にあやかろうと、その好物を並べた、とか。知りませんでした。(諸説あり)

人気では信長・秀吉に負けてますけど、家康も調べてみると相当面白そうですね。
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by toukai53 | 2012-02-19 17:22 | 街道よもやま話

三島宿・「地口行灯」

「地口」は、格言やことわざ、よく知られた言葉に、音の似た言葉を当てはめて楽しむもの。江戸の昔から続いている粋な言葉遊びです。
今では三島宿の冬の風物詩。全国から作品が寄せられ、入選作は愉快な絵入りの行灯に仕立てられ、旧街道に飾られます。

photo.志むら遊酔
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三島の冬の夜に、風流な灯りがともります。
とはいえ地口は洒落。近くに寄ってみれば、思わず笑いが・・。
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今年の大賞は、地元の女子高生の作
「いらぬもの買わず、大概は使わず」
(元句・井の中の蛙、大海を知らず)

うまいですねえ、ほんとに。
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ちなみに僕は今年で3年連続入選。
「小太りじいさん」 
(元句・コブ取りじいさん)

大賞とはレベルが・・・・。
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by toukai53 | 2012-02-11 08:05 | 三島いいとこ

その1・浜松~気賀~三ケ日 「不思議いっぱい」

旧街道ひとり駅伝・第2弾 「姫街道」。 2月4日、その初日です。「三島宿PR大使」としての初走でもあります。
浜名湖の北側をいくコース。同じ静岡県でも、東部の人間には馴染みが薄いのが本当のところです。それだけに楽しみ!

f0211837_8491693.jpg東の基点は主に見附宿と浜松宿がありますが、浜松宿 から走り始めました。

向かい風が悩ましく吹いてきます。節分の昨日、恵方巻きを北北西に向って食べたのに、北西の風。「福」ではなく、「吹く」を呼んでしまったか!

国道沿いで、道は分かりやすいけれど、旧街道らしい趣きはナシ。
面白い地名のバス停を発見したので、パチリ。f0211837_849585.jpg
(この時はその程度だったのですが、後でお会いした浜松市博物館の学芸員の方から愉快なエピソードを教えてもらうことになりました。)
 

約6キロ、三方ヶ原で見附ルートと合流すると松並木が現れはじめ、ようやく旧街道らしくなってきました。



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ところどころ沿道に雪の残る道を進んで約16キロ、
奥浜名湖・気賀宿 です。

これが、本物の気賀関所の跡。建物の屋根の部分が当時のままのものです。
ちなみに下は、化粧品屋さん。
ちょうど裏庭になる所から撮影しています。表通りからは見えません。

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こちらは復元された、気賀関所。
現在の観光の中心です。






宿中心部にある 「姫街道と銅鐸の歴史民俗資料館」。
浜松博物館学芸員・栗原さん(左)、地元ボランティアサークル・「いぐさ会」の内山さん(中)、サークル会長の鶴見さんが迎えてくれ、貴重なお話を2時間近く(!)聞かせてくださいました。

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「姫街道は、旧東海道の脇道」――ガイドブックでもそう紹介されるのが一般的です。 僕も前回のブログにそう書きました。「ズバリ」まで付けて!
でも、この言い方は正確ではないそうです。まず、どちらの歴史が古いのか不明なこと。史跡的にいっても、どちらがメインルートなのか判断できないというのです。
「海側の東海道、山側の東海道。 というのが適切でしょうね」
学芸員・栗原さんの言葉です。

「いぐさ会」の鶴見さん、内山さんには、この地の産業や暮らしの歴史についてお話を伺いました。
かつて隆盛を誇った 畳表づくり。 きっかけは宝永大地震。水田が塩害を受け、当時の領主が塩に強いイグサ作りを導入したとのこと。
「今でいう 『震災復興』 ですね」
去年の大震災を経験してしまうと、リアルにイメージできます。

銅鐸の展示も充実していました。この地では銅鐸の出土が多いのですが、その理由は今まだ解明されていないそうです。

そうそう、バス停の「銭取」の話です。
三方ヶ原合戦で大敗した徳川家康。ほうほうのていで逃げ、空腹を満たそうと小豆餅屋へ。そこに武田軍の追っ手! 慌てた家康、お金も払わず遁走。しかし、だまっちゃいなかった餅屋のバーサン。家康を追いかけ追いつき、ここで金を取った、というのです!!
「あくまで伝説ですよ。史実じゃありません」
栗原学芸員は、笑いながらそう言われました。

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この小さな池は、「ダイダラボッチの足跡」。ダイダラボッチは、琵琶湖を掘った土で富士山をつくったという伝説の巨人。
高橋克彦の小説で、「ダイダラボッチ=宇宙人説」があったような、なかったような・・。


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地元出身の作詞家・清水みのるの碑。

昭和の名曲「星の流れに」「月がとっても青いから」の作者ですね。



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小引佐から奥浜名湖の絶景。新幹線からの浜名湖はおなじみですが、北側からの眺めは新鮮です。

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姫街道は、三ケ日で現代の大動脈・東名高速道路に分断されていました。


今日の道のり、案内表示は過不足なく的確で、とても走りやすく思いました。
またお姫様だけでなく、ビッグフットから家康、昭和歌謡に至るまで、バラエティ豊かな不思議伝説にあふれ、ハイキングにはもってこいのロマンチックルート。おススメです。



本日の走行距離/約28㎞
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by toukai53 | 2012-02-05 15:37 | 姫街道

姫街道・予習

旧街道ひとり駅伝・第2弾 「姫街道」。体調不良で少々遅れましたが、あさって2月4日(土)、予報もまずまずだし、スタートできそうです。

その前に、「姫街道」とは、なんぞや?
ズバリ、旧東海道の脇道。江戸の昔、浜名湖を渡る陸路がなく、船旅を嫌がったお姫様(女性)が、浜名湖を迂回して通った道だそうです。
西の基点は、五十三次・35番目の宿、松並木で有名な 「御油」。東の基点は二つあり、一つは28番目の「見附」。現在の磐田、J・リーグ 「ジュビロ」のホームですな。そしてもう一つが29番目の 「浜松」。
最初のプランでは、距離の長い見附ルートを走って、「完走」とするはずでしたが、まさかのカゼ。延期したのを良い機会と捉え、浜松ルートも走って完全踏破することにしました。

途上の観光の中心は、奥浜名湖の 気賀宿 でしょうか。古い家並みも残り、関所も復元されているようです。

浜名湖の北側を巡るコース。浜名湖といえば、名物はもちろん、ウナギ。 我らが三島宿も、富士山の伏流水でしめたウナギが自慢で、「三島宿PR大使」の僕としては、敵情視察も含めてぜひ食したいところ。しかし最近は、スーパーの中国産ですら手が出ないほど価格高騰。ううむ・・「うなぎパイ」が落としどころかな・・。

d0242207_22372966.jpg行くは 「姫街道」。麗しき「姫」との出会いも期待しましょう! 最近、知り合う女性女性、みな「50年後の姫様」ばかりで・・。あ、いや、年増の姐さん、嫌いじゃありません。大好きです。大好きなんですが・・・。

ともあれ4日、浜松。「PR大使」としての初走であります。

有名な 「姫様道中」
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by toukai53 | 2012-02-01 22:37 | 姫街道