カテゴリ:姫街道( 5 )

姫街道・その3 三ケ日~御油 「完走です!」

d0242207_6515048.jpg姫街道・3日目。最終日です。3月3日・朝8時半。

三ケ日駅は、併設するハンバーガー屋さん(グラニーズ・カフェ。いま評判なんだって)の看板もあいまって、ウッディなカントリーウェスタン調。


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まずは、静岡と愛知の県境・本坂峠 (標高320m)を目指します。
ゆるやかだけど長い上り坂。山からは微風。落ち着いて、落ち着いて・・歩幅を短く・・。

本坂の一里塚。ガイドブックは緑葉たわわだったので、ちょっとガッカリ。

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本坂の集落を離れると、ほぼ登山道。ハイヒールではとても無理な難路。

木もれ日が最高にきれいだった、石畳と椿の原生林。
残念ながら花の盛りは過ぎていました。

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          おお、それでも待っていてくれたか!
          けな気な(?) 数輪。


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眺望はまったくないけど、ここが峠の頂点。
さあ、「穂の国」 三河に入ります。




山道を下り終え、国道と合流。周囲はのどかな景色ですが、採石場があるせいか時おり大型ダンプが粉塵を巻き上げて通り過ぎます。
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三明寺三重塔。

歴史を感じさせる素晴らしい渋さと風格。それもそのはず、1531年の建立。
重要文化財だから、穴場というのはナンですが・・・僕には「拾い物」的な感嘆でした。このあと訪れるあの豊川稲荷からわずか1㎞の国道沿いですから、おススメ・ポイントです。




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そしてここが、街道№1の観光スポット・豊川稲荷。 

お寺なのに鳥居? それも含め、とにかくここは不思議不思議のワンダーランド!
1回では紹介し切れないので、後日あらためて、ってことで先に進みます。


d0242207_941940.jpg活気あふれる門前の商店街では、名物「イナリ寿司」のお店が数多くありましたが・・・ビックリしたのが、まさに門前の 
おきつねバーガー
カツとレタス・タマネギを、あろうことか油アゲで挟んでしまったもの。1個280円也。
美味いのか、そうでもないのか・・・とにかくケチャップの「力技」に納得した感じです。


国道沿いを約9㎞淡々と進んで、ようやく旧東海道と合流地点・御油宿 の追分。姫街道の終点です。


d0242207_9224291.jpg道標の前で出会った、榎本さんご夫妻。
豊川市内で左官会社を営まれ、今日はこの近所で現場仕事だそうです。豊川稲荷の貴重な話をいろいろ聞かせていただきました。

ほんとうにステキな笑顔です!



これで姫街道は無事完走。でも御油に来て、松並木 を見ずに帰るわけにはいきません。1㎞ほど足を延ばします。
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「御油の松並木資料館」。ガイドの新井さんからは、御油宿やお隣・赤坂宿の興味深いお話を。
新井さんは地元防火クラブの会長を務めるなど、エネルギッシュに活躍されている方。
ご実家は、かつて庄屋さんとのこと。世が世なら、「庄屋の娘さん」てわけで、僕ごとき卑しい身分じゃ口もきけなかったでしょうね。

驚いたのは、この資料館の壁を手がけたのが、なんと先ほどお会いした榎本さん! 世の中狭い、というか縁は異なもの、というか・・・豊川稲荷・おきつねバーガーのご利益? そういえば、「東海道中膝栗毛」で弥次さん喜多さんがキツネにバカされたのが、ここ御油だったっけ・・・。

ともあれ 姫街道、走破です!!


本日の走行距離/約25㎞
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by toukai53 | 2012-03-04 07:12 | 姫街道

姫街道・その2 見附~三方ヶ原 「踏んだり、けったり?」

d0242207_16331296.jpg姫街道2日目。見附から、前回走った浜松ルートに合流する三方ヶ原追分まで。 磐田駅からのアプローチを入れても、わずか17~18㎞程度。
夕方、静岡で友人と会う約束ですが、念願の浜松ギョーザと、うまくいけば舘山寺温泉も楽しめるかも!と、曇り空の下、お気楽なスタート。



       秋葉常夜燈
       ちゃんと灯りがともっていました。
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笑える地名発見。

前回見つけた「銭取」には家康伝説が隠されてましたが・・・・。



一度合流した国道バイパスを再び離れ、田園地帯をのん気に走ってたら、道を失ってしまいました。
親切なオジサンに道を聞き、大きく遠回りしたことにガックリ。


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池田渡船場跡から見た天竜川。
現在は少し南の新天竜川橋を渡ります。




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橋を渡ると、1㎞ほど旧東海道と同じ道になります。
昨年の旧東海道、走った日は9月10日。33~34℃の酷暑で、何度も道端にへたりこんだっけ・・。
わずか半年前なのに、遠い昔のよう。

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何気ない石のようですが、大変貴重な「中ノ町道路元標」。
大正9年の法律により、全国12,244市町村に一つずつ作られた物。現存するのは全国に約1.600。静岡県にはこれだけなんだって!



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金原明善生家。明治大正期の実業家で、植林や治水に私財を投じ取り組んだ偉人。

ここを過ぎるとすぐ、安間の一里塚。右折し、旧東海道と分かれます。


d0242207_185281.jpgあとはひたすら見どころのない国道を進みます。
そしてようやく三方ヶ原追分。前回の浜松ルートと合流です。

途中で道を間違えたせいで、推定走行距離ほぼ20㎞。
とにかく今日はここまで。
さあ、あとはギョーザと温泉です!


浜松駅まではバスを・・・・・しかしバスが来ません・・・。
よく見れば、バス停に貼り紙が
「浜松シティマラソンのため、〇~〇時は全面運休」

そこから走っちゃえば6㎞ほどだったのですが・・・バスに未練。さっきまでの道でバスを見た気がして、わざわざ逆走。しかし、なんとか見つけたバス停にも、同様の貼り紙!嗚呼無情!!
結局ここから走るハメとなり、約10㎞の長~いウイニングラン(?)となってしまいました。

しかしモノゴト良い方に捉えねば。 余分に走っていい練習になったし、なによりギョーザがさらに美味しくいただけそう!調べておいた駅近くの有名店 「むつぎく」 さんへ。

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ウソー!?

行列には並ばない主義の僕。
結局、お昼は、「すきや」の豚丼でした。




舘山温泉は時間的に苦しい。この悪い流れは、友人と旧交を温めて変えるしかない、と東海道線に。
電車が動き出したとたんにメール。嫌~な予感・・・。案の上、友人から。「知人が心筋梗塞で倒れた。今から病院。悪いが今日は会えない」

「踏んだり、けったり」という言葉は間違ってますね。
正しくは、「踏まれたり、けられたり」です!


本日の走行距離 / 全部ひっくるめて 約30㎞
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by toukai53 | 2012-02-26 16:47 | 姫街道

その1・浜松~気賀~三ケ日 「不思議いっぱい」

旧街道ひとり駅伝・第2弾 「姫街道」。 2月4日、その初日です。「三島宿PR大使」としての初走でもあります。
浜名湖の北側をいくコース。同じ静岡県でも、東部の人間には馴染みが薄いのが本当のところです。それだけに楽しみ!

f0211837_8491693.jpg東の基点は主に見附宿と浜松宿がありますが、浜松宿 から走り始めました。

向かい風が悩ましく吹いてきます。節分の昨日、恵方巻きを北北西に向って食べたのに、北西の風。「福」ではなく、「吹く」を呼んでしまったか!

国道沿いで、道は分かりやすいけれど、旧街道らしい趣きはナシ。
面白い地名のバス停を発見したので、パチリ。f0211837_849585.jpg
(この時はその程度だったのですが、後でお会いした浜松市博物館の学芸員の方から愉快なエピソードを教えてもらうことになりました。)
 

約6キロ、三方ヶ原で見附ルートと合流すると松並木が現れはじめ、ようやく旧街道らしくなってきました。



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ところどころ沿道に雪の残る道を進んで約16キロ、
奥浜名湖・気賀宿 です。

これが、本物の気賀関所の跡。建物の屋根の部分が当時のままのものです。
ちなみに下は、化粧品屋さん。
ちょうど裏庭になる所から撮影しています。表通りからは見えません。

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こちらは復元された、気賀関所。
現在の観光の中心です。






宿中心部にある 「姫街道と銅鐸の歴史民俗資料館」。
浜松博物館学芸員・栗原さん(左)、地元ボランティアサークル・「いぐさ会」の内山さん(中)、サークル会長の鶴見さんが迎えてくれ、貴重なお話を2時間近く(!)聞かせてくださいました。

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「姫街道は、旧東海道の脇道」――ガイドブックでもそう紹介されるのが一般的です。 僕も前回のブログにそう書きました。「ズバリ」まで付けて!
でも、この言い方は正確ではないそうです。まず、どちらの歴史が古いのか不明なこと。史跡的にいっても、どちらがメインルートなのか判断できないというのです。
「海側の東海道、山側の東海道。 というのが適切でしょうね」
学芸員・栗原さんの言葉です。

「いぐさ会」の鶴見さん、内山さんには、この地の産業や暮らしの歴史についてお話を伺いました。
かつて隆盛を誇った 畳表づくり。 きっかけは宝永大地震。水田が塩害を受け、当時の領主が塩に強いイグサ作りを導入したとのこと。
「今でいう 『震災復興』 ですね」
去年の大震災を経験してしまうと、リアルにイメージできます。

銅鐸の展示も充実していました。この地では銅鐸の出土が多いのですが、その理由は今まだ解明されていないそうです。

そうそう、バス停の「銭取」の話です。
三方ヶ原合戦で大敗した徳川家康。ほうほうのていで逃げ、空腹を満たそうと小豆餅屋へ。そこに武田軍の追っ手! 慌てた家康、お金も払わず遁走。しかし、だまっちゃいなかった餅屋のバーサン。家康を追いかけ追いつき、ここで金を取った、というのです!!
「あくまで伝説ですよ。史実じゃありません」
栗原学芸員は、笑いながらそう言われました。

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この小さな池は、「ダイダラボッチの足跡」。ダイダラボッチは、琵琶湖を掘った土で富士山をつくったという伝説の巨人。
高橋克彦の小説で、「ダイダラボッチ=宇宙人説」があったような、なかったような・・。


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地元出身の作詞家・清水みのるの碑。

昭和の名曲「星の流れに」「月がとっても青いから」の作者ですね。



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小引佐から奥浜名湖の絶景。新幹線からの浜名湖はおなじみですが、北側からの眺めは新鮮です。

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姫街道は、三ケ日で現代の大動脈・東名高速道路に分断されていました。


今日の道のり、案内表示は過不足なく的確で、とても走りやすく思いました。
またお姫様だけでなく、ビッグフットから家康、昭和歌謡に至るまで、バラエティ豊かな不思議伝説にあふれ、ハイキングにはもってこいのロマンチックルート。おススメです。



本日の走行距離/約28㎞
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by toukai53 | 2012-02-05 15:37 | 姫街道

姫街道・予習

旧街道ひとり駅伝・第2弾 「姫街道」。体調不良で少々遅れましたが、あさって2月4日(土)、予報もまずまずだし、スタートできそうです。

その前に、「姫街道」とは、なんぞや?
ズバリ、旧東海道の脇道。江戸の昔、浜名湖を渡る陸路がなく、船旅を嫌がったお姫様(女性)が、浜名湖を迂回して通った道だそうです。
西の基点は、五十三次・35番目の宿、松並木で有名な 「御油」。東の基点は二つあり、一つは28番目の「見附」。現在の磐田、J・リーグ 「ジュビロ」のホームですな。そしてもう一つが29番目の 「浜松」。
最初のプランでは、距離の長い見附ルートを走って、「完走」とするはずでしたが、まさかのカゼ。延期したのを良い機会と捉え、浜松ルートも走って完全踏破することにしました。

途上の観光の中心は、奥浜名湖の 気賀宿 でしょうか。古い家並みも残り、関所も復元されているようです。

浜名湖の北側を巡るコース。浜名湖といえば、名物はもちろん、ウナギ。 我らが三島宿も、富士山の伏流水でしめたウナギが自慢で、「三島宿PR大使」の僕としては、敵情視察も含めてぜひ食したいところ。しかし最近は、スーパーの中国産ですら手が出ないほど価格高騰。ううむ・・「うなぎパイ」が落としどころかな・・。

d0242207_22372966.jpg行くは 「姫街道」。麗しき「姫」との出会いも期待しましょう! 最近、知り合う女性女性、みな「50年後の姫様」ばかりで・・。あ、いや、年増の姐さん、嫌いじゃありません。大好きです。大好きなんですが・・・。

ともあれ4日、浜松。「PR大使」としての初走であります。

有名な 「姫様道中」
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by toukai53 | 2012-02-01 22:37 | 姫街道

姫街道・体調不良にて予定変更

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1月21日、晴れやかに御油をスタートするはずだったのですが・・・あわれ風邪をひきダウン。出走取りやめといたしました。
この際だから、プランそのものを変更。姫街道には、主に見附ルートと浜松ルートがあり、距離の長い見附ルートを走って走破とするつもりでしたが、どうせなら両方とも味わってみることにします。

〇 2月4日(土) 浜松~気賀or三ケ日 

後日 見附~追分
後日 気賀or三ケ日~御油

きちんと栄養をとって、今度こそきちんとスタートしたいと思います。



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by toukai53 | 2012-01-02 11:51 | 姫街道