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余話・その2 「現代の難所? 山科の道」

余話・その2 「現代の難所? 山科の道」_d0242207_2050717.jpg11/26、京都に無事到着しました。
あとは12/23の報告ライブを残すのみ。


余話の2つめは、
分かりにくい道について。


五十三次経験者の誰もが言うのが、「道が分かりにくかった」。
僕も何度か途方にくれたり、迷ったり。
その典型的な例をご紹介します。日本橋から行った場合、ゴールまであと少しの 京都・山科

僕はパソコンが苦手なので、手書きの地図。
余話・その2 「現代の難所? 山科の道」_d0242207_7423379.jpg

旧東海道は赤線。国道1号線と合流した後、すぐまた左に分岐。ここが、分からない!
ガイドブックAは、「見落としやすいので注意」とだけ書いてあり、具体的なことには触れてません。
ガイドブックBは、「地下鉄・御陵駅の南を抜ける」と、ぼかした書き方。
ガイドブックCにいたっては全く記述がないので、厳密には旧東海道ではなく、国道1号線を進むことになります(2㎞ほどで合流)。

東海道線をくぐるのは間違いない。そこから左を注意して進むと・・・。

余話・その2 「現代の難所? 山科の道」_d0242207_2094050.jpgあれ?関所の門のような物が(A)。なんだ、新しくこんなのが出来たんだ・・ホッとして近づくと、なんの説明書きもありません。脇に地図があるものの、「東海道」の文字はナシ。???

ここは、廃線になった線路とか、蓋をしたドブ川などによくある細長い緑地公園。とりあえず進んでみますが、何の手がかりもないまま、2~300mで1号線に合流してしまいました。「違ったか・・・」



このあたりを何度も行ったり来たりしましたけれど、それらしい道は見つかりません。たまたま歩いてきた地元の方に聞いたところ、親切にそこまで案内してくれ・・・「えッ、この道ですか?」

余話・その2 「現代の難所? 山科の道」_d0242207_20104359.jpgA地点から歩いてみます。

ほんの2~30mでしょうか、何の目印もないけど、左に折れる道(B)。







余話・その2 「現代の難所? 山科の道」_d0242207_20122580.jpgこの細い路地こそ、天下の旧東海道だったです!

この前は何度も通り過ぎました。でもまさか、こんな軽自動車でも一杯一杯の細い道がそうだとは・・。

しかもこの路地、写真は撮り忘れましたが、100mほど先でわずかにズレて交差している(D)ので、行き止まりに見えるのです。




余話・その2 「現代の難所? 山科の道」_d0242207_201335.jpg関所風の門(A)から緑地公園を行くと中ほどに、左右に横切る道(C)。この道が東海道だったのですね。

国道からの入り口よりは、若干道幅が広がりますが、それでも軽がギリギリ交わせる程度。
D交差点では再び狭くなり、車1台がやっと。





道が狭いのは文句のつけようがありません。しかし、このあたり何度もチェックしましたが、「東海道」の文字も、矢印もまったくないのです。
僕を案内してくれた親切なオバサンは、別れ際 「みなさん、ここで迷います」
分かりにくいという認識は、地元の方にもあるのですね。
だったら、町内会か何かで、「案内表示を出してやろう」という発想にはならないのでしょうか?
国道からの入り口は一般住宅だから、「嫌」といわれればそれまでですが、緑地公園の車止め鉄パイプなら公共の物だから問題はないはず。簡単な「←東海道→」の表示だけで、多くの旅人への大きな親切になるんだけどなあ・・。

四日市あたりでも、公式な案内表示は皆無でしたが、普通のお宅の玄関や軒先などに手製の「←東海道」の案内が下げられていました、あれにはずいぶん助けられたし、とても嬉しい気持ちがしたものです。

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感謝を込めて
12/23(金・祝) 報告ライブ&年忘れパーティー 
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「ラリアート」の音楽に興味はなくても「五十三次」が気になる方。
どうぞ、お気軽にいらしてください!003.gif

音楽館・プローベ(三島市・本町交差点プラザホテル方面2軒目)
午後1時~ 報告ライブ (無料)
午後2時~ 軽食ティーパーティー(会費¥1,000)

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by toukai53 | 2011-12-09 19:46 | 旧東海道
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